【徹底検証】金スマ社交ダンス企画まとめ!芸能人の実力やウリナリ出演者についても解説

北牧

こんにちは。プロダンサーの北牧雅文です。
テレビ番組の「金スマ」で社交ダンスが取り上げられています。

金スマ社交ダンス部の歴代出演者が知りたい!
「やらせ」って言われることがあるけど、芸能人の実力は本物なの?
大会で正当に評価されているのか気になる

金スマ社交ダンス企画は2013年にキンタロー&山本匠晃アナペアから始まり、2022年現在はシーズン3が放送されています約10年も続いているテレビ企画のため、過去の金スマ社交ダンス出演者や大会の結果などがわからない人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、以下の内容について紹介します。

  • 金スマ社交ダンス企画の歴代ペア
  • ウリナリ芸能人社交ダンス部の出演者
  • 芸能人社交ダンスのレベル

社交ダンス団体「JDSF」が開催している大会での評価項目や芸能人の実力が本物かどうかが確認できるので、ぜひ最後までお読みください。

目次

金スマ社交ダンス歴代ペアまとめ

2022年現在、金スマ社交ダンスはシーズン3まで放送されています。各シーズンの代表的なペアは、以下の通りです。

  1. キンタロー&ロペス
  2. 村主章枝&ロペス
  3. 浅田舞&オチョ

ここでは、金スマ社交ダンス企画に出演した歴代選手の経歴や大会の結果などを順番に解説していきます。

1. キンタロー&ロペス

金スマ社交ダンスのシーズン1は、キンタロー&ロペスペアです。キンタローさんは大学時代から社交ダンスを始めており、全国大会4位という好成績を残しています。

金スマ社交ダンスは、2013年に経験者であるキンタローさんが、TBS山本匠晃アナに社交ダンスを指導するところから始まりました。しかし、キンタローさんとの大きなレベル差を感じた山本匠晃アナが、スキルアップのためにペアの解消を申し出ました。

そこで、キンタローさんのペアを見つけるために開催されたオーディションで選ばれたのが、ロペスさんです。ロペスさん(岸英明さん)は、お笑いコンビ「ぱいんはうす」のメンバーです。

学生時代に競技ダンスをしていた経験とスキルが買われて、キンタローさんのパートナーとして抜擢されました。最終的に、キンタロー&ロペスペアは世界選手権2017で7位、世界選手権2018には8位という快挙を成し遂げています

村主章枝&ロペス

金スマ社交ダンスのシーズン2は2109年から始まり、元フィギュアスケート選手の村主章枝さんとロペスさんが一緒に社交ダンスを踊ることになりました村主章枝さんは社交ダンスの経験こそないものの、フィギュアスケートで以下のような実績がある実力者です。

  • ソルトレイクシティオリンピック:5位
  • トリノオリンピック:4位
  • 2003年GPファイナル:優勝

村主章枝さんとロペスさんは、一緒に踊るようになってから約半年で日本選手権の決勝に残り、6位入賞を獲得しましたロペスさんのサポートがあっただけでなく、村主章枝さんのフィギュアスケート経験があったとしても、たった半年で日本選手権で入賞することは異例です。

良い成績を残したことから、注目のペアになりました。しかし、村主章枝さんがラスベガスで振付師として働いている関係から、日本で社交ダンスを続けることが難しくなり、2021年7月に解散が発表されました。

浅田舞&オチョ

2021年11月から放送されている金スマ社交ダンス企画のシーズン3では、浅田舞&オチョペアが出演しています浅田舞さんは元フィギュアスケート選手で、オチョさん(進藤学さん)は俳優・ダンサーとして活躍しています。

まず、浅田舞&オチョペアは2021年3月7日に京都でデビュー戦として「ラテンB級」に出場して、見事優勝を飾りました。

2021年4月11日には2度目の大会となる「全日本ユース10ダンス選手権京都大会」に出場しました。浅田舞&オチョペアは4月11日の大会でも総合1位を獲得。最高ランクのA級に昇格しました。

浅田舞&オチョペアが次に参戦した大会は、2021年9月16日に開催された「2021ダンススポーツグランプリin大阪」です。当大会は「2022年WDSFシニア|代表選考」を兼ねています。優勝すると世界選手権へのキップを手にできますが、結果は7位と出場を逃しました。

また、2022年4月10日に開催された「2022ダンススポーツグランプリin熊本」の「シニアⅠラテン世界選手権代表選考戦」では、5種目総合で6位という成績を残しました。2022年現在も、浅田舞&オチョペアの活躍が放送されているので、今後の活躍も要チェックです。

ウリナリ芸能人社交ダンス部まとめ

ウリナリ芸能人社交ダンス部は、1964年4月〜2002年3月まで日本テレビで放送されていた「ウッチャンナンチャンのウリナリ」の企画です。出演していたタレントは1期〜10期まで、50人以上います。

出場タレント
1期・南原清隆
・杉本彩
・天野ひろゆき
・鈴木紗理奈
2期・内村光良
・ビビアン・スー
・矢部美穂
3期・千秋
・アミーゴウド
・室井滋
・伊藤裕子
4期・アッセー勝俣
・藤崎奈々子
・遠藤久美子
5期・濱口優
・有野晋哉
・堀部圭亮
6期・山川恵里佳
・神尾米
・ケディ
7期・ゴルゴ松本
・坂本ちゃん
・カポネ大竹
・小池栄子
・ジニー・リー
・ユニー・ハ
・神戸みゆき
・内藤陽子
・小野愛
・三津谷葉子 
8期・ベッキー
・若槻千夏
・榊原郁恵
・和希沙也
・ジャガー横田
・魚住りえ
・ロバート
・アンガールズ
9期・大沢あかね
・オリエンタルラジオ
・さとう珠緒
・田嶋陽子
・板東英二
・マルシア
・レギュラー
・山田花子
10期・アンジャッシュ
・小倉優子
・金子貴俊
・SHEILA
・関根麻里
・ボビー・オロゴン
・松本伊代
・渡辺正行

第1期から第10期にわたり、多くの出演メンバーが社交ダンスの大会に出場していましたタレントが社交ダンスに本気で取り組んでいる姿勢は、多くの視聴者を感動させたことでしょう。

芸能人社交ダンスレベルの本当のところ

芸能人社交ダンスについて調査していると、一部から「やらせなのでは?」という意見が見られました。

しかし、金スマやウリナリに出演していたタレントのなかには、実力を証明できる資格を持っている方もいるため、やらせとは言い難いです

  • キンタロー:社交ダンス講師免許
  • ロペス:ラテンアメリカンアマチュアA級(E-JBDF)
  • 南原清隆さん・杉本彩さん:スタンダード1級
  • 内村光良・勝俣・ゴルゴ松本・小池栄子さん:ラテン1級

またJDSFの競技会では、資格審査・初期研修に合格した方のみが審査員として活動しています。選手のダンスを公平に評価できるように、以下のポイントを複数人で審査しています。

  • TQ(テクニカル・クオリティ):技術的な質の高さ
  • MM(ムーブメント・トゥ・ミュージック):音楽に対するムーブメント(体の動き)
  • PS(パートナリング・スキル):2人の調和性
  • CP(コレオグラフィ・アンド・プレゼンテーション):振り付けと演出

厳しい資格審査や初期研修に合格した方が審査員になっているため、特にJDSFが開催している試合に出場した芸能人社交ダンサーの実力は本物と言えます。

金スマ社交ダンス出演者の実力は本物!

金スマ社交ダンス企画に出演しているタレントは、競技会で数多くの結果を残しています。特にJDSFの協議会では資格を有する審査員によって評価されているため、やらせはできない仕組みになっています。

社交ダンスを始めてすぐに高成績を残せるわけではありませんが、レッスンに通って本格的に練習すれば、いずれは大会で優勝を獲得することも夢ではありません。この記事を読んで社交ダンスに興味を持った方は、元日本代表選手「北牧雅文」の公式LINEに無料登録してみてください。

公式LINEでは、イベントやレッスンなどの最新情報が配信されています。また、公式LINEの登録者に限り、通常は20,000円の北牧レッスンの入会金が無料になります。

「北牧雅文」のレッスンは、1対1であなたに合ったテクニックを身につけられるため、確実にスキルアップができます社交ダンスを本格的にやりたいと思っている人は、ぜひ北牧のレッスンを受けてみてください。

友だち追加
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元WDSF世界選手権日本代表。社交ダンス発祥の地であるイギリス、現在の競技ダンスシーンを牽引するイタリアへと留学しダンサーとして世界を舞台に活躍。のちにダンススポーツテクニックの教本を作成したチームディアブロが主催するアカデミーにて、元世界チャンピオン・Benedetto Ferruggia & Claudia Koehler両氏に師事。国際的にスタンダードとなりつつあるダンススポーツテクニックを体系的に学んだ第一人者として、以後日本での育成・コーチ活動に従事している。

目次