社交ダンス教室がおかしいと感じたときの対処法!先生を変えた方がいい4つのタイミング

北牧

こんにちは。プロダンサーの北牧雅文です。
社交ダンス教室に通いはじめて数ヶ月経ち、教室の雰囲気や先生のことがわかってきた頃、このようなことを思ってしまう人もいるのではないでしょうか?

社交ダンス教室に通っているけど自分と雰囲気が合わない
今の先生の教え方がしっくりこない
別の教室で社交ダンスを習いたいから、波風立てずに退会したい

社交ダンス教室の雰囲気は入会してみないとわからないことですし、違和感を感じてもどう対処したらいいのか困りますよね。しかし、教室や先生を選ぶ権利は自分自身にあることを忘れないでください

そこでこの記事では、以下の内容について解説しています。

  • 教室や先生を変えた方がいいタイミング
  • 円満に今の先生のレッスンをやめる方法
  • 次の教室選びに失敗しない方法

今通っている教室がしっくりきていない方や先生を変えたいと思っている方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

一般的な社交ダンス教室のレッスンと内容

はじめて社交ダンス教室を選ぶとき、どのレッスンやコースにするか悩んだ方も多いのではないでしょうか?ここでは、簡単に一般的な社交ダンス教室のレッスンと内容を紹介します。

社交ダンス教室のレッスンは主に2種類です。

  1. 個人レッスン
  2. グループレッスン

趣味で習うのか、競技会に出るために習うのかなど、目的に応じてレッスンを選択しましょう。通っている社交ダンス教室が合っていないと感じる場合、レッスンの選び方で解決する可能性があります

それぞれのレッスンの特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 個人レッスン

個人レッスンは「マンツーマンレッスン」や「プライベートレッスン」とも呼ばれ、講師と生徒の1対1で行われます。ペアがいる場合は、講師対カップルの1対2でレッスンが受けられます。

講師から細かい部分まで指導してもらえるので、社交ダンスの技術を効率よく高め、競技会に出場したいという方は個人レッスンを受講するのがおすすめです日程を自由に調整できたり、ダンス自体を基礎からじっくり学べたりするのは個人レッスンのメリットです。

しかし、個人レッスンは講師が付きっきりで指導するため、どうしてもレッスン料が高くなってしまいます。そのため、レッスンにかかる費用が高くて通っている教室が合わないと感じているなら、継続が難しい可能性があります。

ただし、個人レッスンはどこも料金が高めに設定されているのが現状です。教室を変えても費用面の悩みは解消しないので、レッスンの種類を変更することを検討してみましょう。

社交ダンスのレッスン費用については「社交ダンスのレッスン月謝(費用、料金)について考える」にて詳しく解説しています。レッスンの種類ごとの費用の差がわかるので、相場が知りたい方はぜひご覧ください。

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2. グループレッスン

グループレッスンとは、講師1人が複数の生徒に教えるレッスンのことです。グループレッスンは一度に複数の生徒が受講するので、レベル別にコースを設けている教室がほとんどです。

一般的には呼び方が違う教室があるかもしれませんが、以下のようにレベル分けされています。

  • 入門
  • 初級
  • 中級
  • 上級

グループレッスンのスケジュールは基本的に毎週固定なので、受けたいレベルのレッスンが自分のライフスタイルに合えば通いやすいでしょう。自分が習いたいステップを毎回習うことはできないですが、複数人で楽しくダンスを練習したいという方にはおすすめです。

反対に、グループレッスンでは細やかな指導が受けられないので、競技会で勝ち上がりたいと考えている方には向いていません。グループレッスンに通っているのに競技会での成績が振るわないなら、教室の変更を検討する前に個人レッスンを受けてみてください。

社交ダンス教室や先生を変えた方がいい4つのタイミング

現在通っている社交ダンス教室のスタイルに違和感があっても、本当にやめていいのか悩んでしまいますよね。ここでは、教室を変えた方がいいタイミングを4つ紹介します。

  1. 他に習いたい先生ができた
  2. 社交ダンス教室に違和感がある
  3. 物理的に通えなくなった
  4. 社交ダンスに飽きた

それぞれ説明するので、自分に合った社交ダンス教室で満足できるレッスンを受けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 他に習いたい先生ができた

他に習いたい先生ができた場合は、教室の変更を検討しましょう。他に習いたい先生ができた背景には、さまざまな理由があるでしょう。ただし、現在指導を受けている先生に満足できていないという点が根本にあるはずです。

特に社交ダンスの競技会に出場しているのに成績が振るわないなら「今の先生より実績があり、指導が上手い先生に習いたい」と考える方も多いのではないでしょうか。実際に真面目にレッスンを受けて練習しているにも関わらず、講師の技術不足で成績が振るわない選手もいます。

本気で練習をしているのに競技会で勝ち上がれないなら、他の講師のレッスンを受けてみるのがおすすめです多くの社交ダンス教室では体験レッスンを実施しているので、まずは指導を受けてみて検討しましょう。

ただし、1ヶ月などの短期間で先生を変えるのはおすすめできません。なぜなら社交ダンスの技術向上には、ある程度の期間を要するためです。

特に初心者の場合は、上達したと実感するまでに数ヶ月かかることも。そのため、講師の変更が必要かどうかは特別な理由がない限り、数ヶ月通ってから判断するのがおすすめです。

また、どんなに講師が良いレッスンをしたとしても練習で復習しなければ、社交ダンスは上達しません。講師を変える必要性を考える前に、十分に練習ができているか確認しましょう。

2. 社交ダンス教室に違和感がある

今通っている教室に何かしらの違和感があるなら、変更を考えた方がいい可能性があります。特に講師や生徒との関係で違和感があるなら、長期的に通っているとストレスになってしまうので要注意です。

例えば「先生の教え方が感覚的でよくわからない」「グループレッスンの雰囲気が暗い」というような場合です。特に講師の指導方法が自分に合っていないなら、精神的な負担になるだけでなく、ダンスの上達が遅れてしまいます

長期間レッスンを受けているにも関わらず上達している気がしない場合は、他のダンス教室に行くことを検討してみてください。他のダンス教室に数回行ってみて、講師の教え方がしっくりとくるなら乗り換えてもいいでしょう。

社交ダンス教室を選ぶ権利は自分自身にあるので、自由に決めても問題ありません。ただし社交ダンスの世界は狭いので、問題点が本当に教室にあるのかを十分に考え、慎重に判断するようにしてください。

3. 物理的に通えなくなった

物理的に通えなくなってしまい、教室を変更が必要になることもあるでしょう。例えば、仕事の都合で遠方に引っ越すことになった場合、他の社交ダンス教室を探すことになります。

距離が離れることで通えなるのは仕方がないことなので、講師も理解してくれるでしょう。引っ越し先でも社交ダンスを続けたいという方で良い教室がわからないなら、今までレッスンを受けていた講師に聞いてみるのがおすすめです

大阪や神戸で社交ダンス教室を探すなら「【大阪・神戸】社交ダンス教室3選!おすすめレッスンも紹介」にておすすめのところを紹介しています。自分に合った社交ダンス教室を選び、楽しみつつも着実に上達させたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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4. 社交ダンスに飽きた

社交ダンスへの情熱がなくなり、やめてしまうケースもあるでしょう。例えば、仕事が忙しい方や他にも趣味がある方は、社交ダンス以外のことに夢中になる可能性は十分にあります。

社交ダンスに興味がなくなってしまったなら、教室に通い続けても楽しめないでしょう。また、熱意がなくなることで講師や他の生徒といい関係を築くのが難しくなってしまうことも。

ただし、ダンスへの意欲は教室を変えることで改善する可能性があります。例えば新しい教室でペアが見つかった場合は、一緒に競技会への出場を目指すなど、新たな楽しみ方ができます。

今まで練習を重ねてきた社交ダンスをやめてしまうのはもったいないので、決心する前に環境を変えてみるのはいかがでしょうか

おかしい社交ダンス教室を円満にやめる2つの方法

いざ社交ダンス教室や先生を変えると決意しても、どうやってやめたらいいのかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に先生と相性が合わなかったり教室に違和感を感じていたりする場合は、正直なところやめたいと伝えるのに勇気がいりますよね。

そこでここでは、円満に教室をやめる方法を2つ紹介します。

  1. レッスンを減らす
  2. 先生にはっきり伝える

それぞれ解説するので、波風を立てずに社交ダンス教室から離れたいという方は、ぜひ参考にしてみてください

1. レッスンを減らす

急に社交ダンス教室をやめるのが難しいなら、レッスンの頻度を下げましょう。週3回教室に通っている場合は、まずレッスンを週2回にする。週2回が当たり前になってきたら週1回にするなどして、フェードアウトするという手段があります。

頻度を下げれば自由な時間が増えるので、他のダンス教室の体験レッスンを受けてみるのもいいでしょう。社交ダンスに継続的に取り組みたいと考えているなら、新しい教室を早く見つけて練習できる環境を整えるのがおすすめです

ただし何の理由もなく、いきなりレッスンの回数が激減すると、先生も他の生徒も心配してしまいます。他の教室を探していることを伝えると講師の気分を害することがあるので、波風を立てないために体調や仕事などを理由にするのも一つの手段でしょう。

2. 先生にはっきり伝える

現在通っている社交ダンスをやめることが確定しているなら、その旨をはっきりと講師に伝えましょう。特に、個人レッスンを受けている人におすすめの方法です。

個人レッスンを受けているということは、先生とある程度の信頼関係はできているでしょう。だからこそ、正直に自分の思いを伝えることが重要です。

講師にやめる理由を聞かれた場合は、嘘はつかず自分の思っていることを言うのがおすすめです社交ダンスの世界は狭いので、引っ越しなど適当な理由を伝えた場合、嘘だとバレてしまう場合があります。

ダンス教室をやめたとしても講師と良好な関係を維持したいなら、相手のことを配慮しつつ本音を伝えましょう。

おかしい社交ダンス教室を選ばない4つのコツ

社交ダンス教室は日本に多数存在するので、当たりはずれがあるのは事実です。誰が見てもおかしいと思う教室があるだけでなく、講師との相性が合わずに悩みを抱えるケースもあります。

そのため、自分に合った教室を見つける確率を高めたいという方も多いのではないでしょうか。ここでは、おかしい社交ダンス教室を選ばないための4つのコツを紹介します。

  1. 社交ダンス教室に通う目的を決める
  2. 口コミを見る
  3. 実際に見学・体験をする
  4. 最終的な判断は自分でする

それぞれ説明するので、人間関係など社交ダンス以外のことで悩みたくないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 社交ダンス教室に通う目的を決める

自分に合った社交ダンス教室を選びたいなら、通う目的を決めるのが大切です。「同じレベルの人と社交ダンスを楽しみたい」「競技会で昇級を目指したい」など、目標は人それぞれなのでまずは考えてみてください。

競技会で勝ち上がることが目的なら、実績のある講師が所属している社交ダンス教室をピックアップするのがおすすめですさらに体験レッスンを受け、教え方がわかりやすく信頼できそうな講師を選びましょう。

2. 口コミを見る

社交ダンス教室の口コミを参考にするのも、おかしい教室を選ばないための一つの手段です。今はインターネットで調べれば、社交ダンス教室が多数表示されますよね。またSNSが普及しているので、簡単に社交ダンス教室の口コミがチェックできます。

口コミを確認したときに悪い評価が目立つなら、その教室は問題を抱えている可能性が高いです。そのため、良い評価が多い社交ダンス教室を選ぶのがおすすめです

また、インターネット上の口コミだけでなく、実際に通っていた知り合いや友人などがいれば、話を聞いてみるのも良いでしょう。リサーチした上で社交ダンス教室を絞り込み、自分に合いそうなところのレッスンを体験してみてください。

3. 実際に見学・体験をする

おかしい社交ダンス教室を選ばないためには、気になったところに行って見学や体験をさせてもらうのが必須です。多くの教室は無料で見学でき、体験費用はかからないか非常に安価に設定されている場合が多いです。

実際に教室に行くときは、指導をしている講師や通っている生徒さんの人柄を見るようにしましょう。余裕があれば教室の空調や音響など、設備も確認するのがおすすめです。

実際に社交ダンス教室に行くことで、先生の指導の仕方や生徒さん同士の距離感など、口コミで書かれていないことが知れます。見学・体験してみないとわからないことが多いので、失敗したくない方はぜひ教室に行ってみてください

4. 最終的な判断は自分でする

口コミを見たり見学・体験に行ったりして、十分な判断材料が集まったら最終的には自分自身でどの教室に通うか決めましょう。知り合いが通っているところに誘われる場合もありますが、自分の直感を信じて教室を選ぶのがおすすめです。

良いかどうかは主観で判断するものなので、知り合いが勧めてきたとしても、自分自身は満足できない可能性があります。知り合いや友人のおすすめで入会したとなると、レッスンに満足できない場合にやめにくくなることも。

そのため、他人の意見は参考程度にして、自分で考えて判断するようにしましょう社交ダンス教室を辞める際に気を遣ってストレスがたまるという方は、慎重に選定するようにしてください。

自分の目的に合わせて社交ダンス教室を選ぼう

今通っている教室や講師に対して一度違和感を抱いてしまうと、不満を感じ続けてしまうことがあります。不満が拭えないままだとレッスンに集中できず、上達スピードが下がってしまうでしょう。

また、講師の教え方が合っていなかったり、トラブルによって「この教室にはもう通いたくない」と思ったりするケースも。これでは不満が募っていく一方なので、社交ダンス教室の変更を検討してみてください。

教室を選ぶ際は、自分が社交ダンスをする目的を明確にしてから探し始めるのがおすすめです例えば、競技会で良い成績を残すのが目的なら、社交ダンスの知識を蓄えたトッププロに習うのが理想的です。

インターネットで調べれば口コミ見られるので、参考にしつつ社交ダンス教室を絞りましょう。社交ダンス教室は見学や体験レッスンを実施しているので、気になるところには積極的に行ってみてください。

知り合いに誘われることもあると思いますが、最終的には自分で考えて判断することをおすすめします。自分に合った教室を見つけ、社交ダンスを今以上に楽しめるようになりましょう。

本メディアを運営している北牧は元日本代表選手で、現在もプロダンサーとして活動しています。レッスンを実施しているので、ご相談やご質問がある方は公式LINEよりご連絡ください。

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この記事を書いた人

元WDSF世界選手権日本代表。社交ダンス発祥の地であるイギリス、現在の競技ダンスシーンを牽引するイタリアへと留学しダンサーとして世界を舞台に活躍。のちにダンススポーツテクニックの教本を作成したチームディアブロが主催するアカデミーにて、元世界チャンピオン・Benedetto Ferruggia & Claudia Koehler両氏に師事。国際的にスタンダードとなりつつあるダンススポーツテクニックを体系的に学んだ第一人者として、以後日本での育成・コーチ活動に従事している。

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