北牧こんにちは。プロダンサーの北牧雅文です。
社交ダンスのプロとアマチュアについて以下のような疑問はありませんか。
社交ダンスにはプロとアマチュアにわかれているけど、具体的に何が違うの？
アマチュアにもダンスが上手い人がいるんだけど、プロになるには条件があるのかな？
ダンスを仕事にしたいと思っているから、どうやってプロになるのかが知りたい
アマチュアダンサーの中には、プロ並みにダンスが上手い人がいますよね。「プロとアマチュアにはどんな違いがあるのかな？」と気になったことがある人もいるでしょう。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説していきます。
- 社交ダンスのプロとアマチュアの違い
- プロのランク
- アマチュアからプロに転向する方法
プロダンサーになりたいと思っている人は、必読の内容です。特に、北牧が所属している社交ダンス団体「JDSF」について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
社交ダンスプロとアマチュアの3つの違い
社交ダンスのプロとアマチュアの違いは、次の3つです。社交ダンスのプロは基本的に、以下3つの特徴を持っています。
| プロ | アマチュア | |
|---|---|---|
| １.指導者資格の保有 | ◯ | ー |
| ２.競技会のプロ部門に出場 | ◯ | ー |
| ３.ダンス教室を主宰・所属 | ◯ | ー |
それでは、順番に説明していきます。
1. 指導者資格を保有している
社交ダンスのプロは、指導者の資格を持っています。日本には、代表的な社交ダンスの団体がいくつかあり、団体ごとに異なる制度で資格認定がされています。代表的な社交ダンスの指導者資格は、以下の3つです。
| 団体名 | 資格名 |
| JDSF | PD（プレミア・ディビジョン） |
| JBDF | プロフェッショナルダンス教師 |
| JDC | ダンス教師 |
指導者の資格の中でもランクや級があり、上級の資格を保持しているほどダンステクニックや知識がある証明となります。
ただし、どの資格もそれぞれの団体の中でのみ有効であり、互換性はありません。北牧が所属しているJDSFでは、PD（プレミア・ディビジョン）を取得することでプロとみなされます。
2. 競技会のプロ部門に出場している
競技会（社交ダンスの大会）は、プロ部門とアマ部門にわかれています。当然、プロダンサーはプロ部門に出場します。JDSFが開催する競技会のプロ部門には「PD資格保持者もしくはそれに相当する選手」のみが出場可能です。
ダンスに人生を捧げているプロ同士が競っているので、非常に見応えがあります。ハイレベルなダンスが見たい方は、ぜひ競技会に行ってみてください。無料で入場できる場合も多いので、社交ダンスに興味がある方はお近くの施設で競技会が開催されるときに足を運んでみましょう。
3. 社交ダンス教室を主宰・所属している
プロダンサーは、ダンス教室を主宰あるいは所属していることが多いです。プロは自分自身の技術を磨くだけでなく、ダンスの教師としても活動しています。教室の中でグループレッスンや個人レッスンを実施し、収入を得ています。
大物ダンサーが主宰する社交ダンス教室では、何人ものプロダンサーを抱えているケースも。同じ教室に所属しているダンサー同士で協力しながら、お客様のダンス技術の向上に努めています。
プロにもランクがある
プロの試験に合格すれば終わりではありません。JDSFのプロフェッショナル部門であるPD（プレミア・ディビジョン）は、以下の4段階に分かれています。
PD4はプロになる際に取得する資格で、PD1が最上位です。飛び級ができないので、PD4に合格することでPD3の受験資格が得られるようになります。
PD2とPD1の試験では実務試験もプラスされるので、難易度が高まります。特にPD1は「国内外のトップアスリートから多様な顧客層へ的確な指導、教本の伝道活動、そのほか幅広い卓越した行動をする。」という高いミッションを背負う存在です。
北牧はPD1を保持しており、レッスンを実施するだけでなく、社交ダンスをメジャースポーツにするための活動に日々取り組んでいます。
アマチュアからプロに転向する場合
アマチュアからプロになるには、社交ダンスの指導者資格を取得する必要があります。JDSFの場合は、PD（プレミア・ディビジョン）の取得が必要です。
プロへの登竜門として、PD4の試験に挑戦します。試験内容は次のとおりです。
- ソロデモンストレーション (男性、女性のフィギュア)
- カップルダンス
- 筆記
- 面接
このように、プロになるにはダンスの技術だけでなく、知識や人間性も重視されます。さまざまな方向から評価されるため、簡単には合格できません。個人でプロ資格の取得を目指すのは、正直なところ難しいのが現状です。
そのためプロを目指すのであれば、取得したい資格をすでに保有している人から学ぶのが近道です。JDSFでプロとして活動したい方は、ぜひPD1を取得している北牧にお任せください。確実に合格できるように、確かな技術を経験をもとにサポートします。
社交ダンスプロとアマチュアの違いまとめ
社交ダンスの世界では、プロとアマチュアの間にはっきりとした線引きがあります。JDSFでは、PD資格を取得することでプロになることが可能です。
プロは社交ダンスの講師として活動し、競技会ではプロ部門に出場します。華やかな社交ダンスの世界で生きていたい場合は、指導者の資格取得が必須です。
北牧は、JDSFの指導者資格の最高位であるPD1を保持者しているので、実技面・知識面の両方からの指導が可能です。また、指導者としての経験も豊富で数々のプロを育ててきているので、確実にプロ資格を取得したい方はぜひ北牧にご連絡ください。
